駐車場の屋根もおしゃれにこだわりたい!カーポートの特徴と施工費用
駐車場の屋根もおしゃれにこだわりたい!カーポートの特徴と施工費用

駐車場に屋根を取り付けることで、雨や雪、日差しなどから車を守る役割を果たしてくれます。
様々な種類のある駐車場屋根の中でも売れ筋とされるのが「カーポート」。
カーポートはサイズが大きく、住宅の外観の印象を大きく左右するエクステリアであるため、設置の際はおしゃれにもこだわりたいですよね。
ここでは、カーポートの形状やデザインの種類と、建築にかかる価格相場などをまとめてご紹介。
おしゃれでスタイリッシュな屋根を設置し、こだわりの駐車場を演出してみてくださいね。
駐車場の屋根もおしゃれに!カーポートの種類
カーポートには形状や素材、必要台数などによって様々な種類に分かれています。
機能面はもちろん、おしゃれにこだわった商品も数多く存在します。
まずは、カーポートの形状と、同じく駐車場の屋根として人気の高い「ガレージ」との違いを詳しく見ていきましょう。
カーポートの形状と特徴
カーポートは柱の位置によって呼び方が異なります。
タイプごとに見た目も大きく変わってくるので、デザインも踏まえて検討してみてください。
片側支持タイプ
片流れタイプの駐車場屋根は、支えとなる柱が片側にしかないデザインとなります。
柱の数が少ないため、工事にかかる費用を安く抑えることができます。
ただし次に紹介する両流れタイプと比べて耐久力が劣るため、基本的には1台用のカーポートとして設置されています。
両側支持タイプ
両流れタイプは、支えとなる柱が左右両方に付いているデザインの駐車場屋根です。
片流れタイプと比べて支えがしっかりしているため、安定感がありどっしりとした印象を与えます。
価格は少し上がりますが、積雪の多い地域などで人気の高いデザインとなっています。
後方支持タイプ
後方支持タイプは、柱が側面ではなく後ろ側に付いている駐車場屋根です。
おしゃれで圧迫感がなく、車庫入れや車の乗り降りがしやすいというメリットがある他、ベビーカーなどの利用にも便利なデザインです。
カーポートはエクステリアの顔
カーポートのデザインも世の中の流行に合わせて変化しており、現在はスタイリッシュでシンプルなものが好まれる傾向にあります。
住宅自体もモダンでおしゃれな建築が増えているので、家のデザインにマッチしたおしゃれなカーポートを選ぶと良いでしょう。
カーポートはサイズが大きく、存在感のあるエクステリアです。
家の顔とも言えるアイテムですので、予算を踏まえつつしっかりとおしゃれにもこだわりたいですよね。
駐車場屋根の定番は、アルミ製の枠にポリカーボネートの屋根という組み合わせ。
この他、高級感のあるメタリックのものや、木目調の和風なものなど、おしゃれなデザインのカーポートが販売されています。
ガレージとの違い
駐車場に屋根を作りたいという場合、カーポートと合わせて登場するのがガレージです。
カーポートとガレージの大きな違いは、壁があるかどうかという点。
カーポートが柱と屋根で構成されているのに対し、ガレージは壁があり倉庫のような見た目になるのが特徴です。
雨や雪、日差しから車を守るという観点ではガレージの方が有効ですが、おしゃれさやコスト面ではカーポートの方がおすすめ。
また最近はカーポートにパネルやシャッターを取り付けて、ガレージのようにアレンジした商品も多く登場しています。
車へのいたずら防止など、おしゃれだけでなくセキュリティ面も重視したい場合はガレージ風のデザインもおすすめです。
駐車場に屋根を設置する際の費用と流れ
駐車場に屋根を設置する場合は、柱の設置や屋根の取り付けといった工事が発生します。
続いて、カーポートの設置費用の相場について見ていきましょう。
カーポートの設置費用相場
新築する段階でカーポートを設置する場合は良いですが、あとから駐車場に屋根を追加する場合はリフォームが必要です。
駐車場に屋根を取り付ける場合の費用は車の台数によって変わり、大まかな相場は以下の通りです。
- 1台用:10~30万円程度
- 2台用:30~50万円程度
- 3台用:50~70万円程度
- 4台用:70~90万円程度
上記は本体価格の目安であり、ここに取り付け費用や下地がコンクリートの場合は穴あけといった施工費用が追加されます。
本体価格に加えて5万円~7万円程度を見ておくと良いでしょう。
また片側支持・両側支持などによっても価格が変わります。
両側支持タイプの場合は片側支持タイプの倍程度の金額になると考えておきましょう。
この他、素材やデザインなどおしゃれを意識すると価格は上がりやすいです。
カーポートの施工はプロに依頼するのがおすすめ
駐車場の屋根は基本的にDIYで自作することは難しいでしょう。
自作のキットなども販売されていませんし、一から材料を揃えるのは非常に大変です。
重機などが必要になる場合もあり、普段からDIYをしている方であってもカーポートの自作はおすすめしません。
リフォーム会社やカーポートのメーカーへ設置を依頼するようにしましょう。
各社によって価格が異なるので、リフォームを行う際は必ず複数の会社へ見積もりを取るようにしてくださいね。
まとめ
- カーポートには片側・両側・後方など様々な形状がある
- おしゃれにこだわるならカーポート、耐久性やセキュリティを重視するならガレージがおすすめ
- 駐車場の屋根はDIYではなく業者に依頼した方が安心
駐車場の屋根は外観のデザインに大きく影響する大切なエクステリアです。
機能面はもちろん、おしゃれにもこだわって自宅にぴったりのカーポートを見つけてくださいね。