手作りDIYでオーニングを作るのには何がいくら必要?
パーゴラルーフはDIYで作れる?【費用・材料・道具など】

パーゴラとは、日よけや雨よけなど様々な役割を果たす便利なエクステリアの1つです。
庭やウッドデッキ、またベランダやバルコニーなどに設置でき、屋根(シェード)を付けることで雨の日でも快適に過ごせる空間を作り上げます。
最近はDIYでパーゴラを自作する方も増えているようです。
ここでは、パーゴラとは何か、またDIYに向けた準備や作り方などを解説しています。
DIYは苦手という方向けに、購入する場合のおすすめメーカー・製品もご紹介。
パーゴラとはどのようなものかを理解して、こだわりの詰まったおしゃれな庭作りに役立ててくださいね。
パーゴラとは?初心者がDIYで作ることはできる?
そもそもパーゴラとは何か、イメージが曖昧な方も多いのではないでしょうか。
パーゴラとはイタリア語で「ぶどう棚」を意味する言葉で、日除けやガーデニングなどを目的に設置するエクステリアの1つです。
つる棚や緑郎とも呼ばれている他、学校や公園で見かける木製の藤棚もパーゴラの一種です。
最近ではカフェなどの店舗をはじめ、自宅の庭やベランダにパーゴラを設置しているところも増えています。
DIYで作る方も多いパーゴラですが、必要な道具や材料にはどんなものがあるのでしょうか。
まずは、パーゴラをDIYする場合の作り方と材料について詳しく見ていきましょう。
【簡単?難しい?】パーゴラルーフのDIY方法
自分で材料を用意してパーゴラをDIYする場合、まずは設計図の作成が必要となります。
設計図に合わせて規格材料を購入し、部品を取り付けながら組み立てていきます。
メーカーや業者に依頼するよりも費用は抑えられますが、ある程度設計の知識や施工の技術が必要なので、DIY中級者以上の方におすすめです。
まずは基礎から。手作りでのパーゴラの作り方
パーゴラには木製、アルミ製、スチール製、樹脂製など様々な素材があります。
いずれも必要なパーツや基礎部分の作り方は同じなので、DIYする際は以下の作り方を参考にしてみてくださいね。
【基礎作り】
四方の柱を置く位置に、羽子板付沓石(=土台)の8割程度が埋まる穴を掘りましょう。
穴に砕石を敷いて平らにならし、羽子板付沓石を入れて木材を置きます。
水平を維持しながらビスを使って固定し、基礎を取り付けていきます。
植物の重みでパーゴラが倒れてしまわないよう、基礎をきちんと作ることが大切です。
すでにウッドデッキなどがある状態からパーゴラを設置する場合は、いったん床板を外して作業すると良いでしょう。
【組み立て】
土台が完成したあとは、木材を組み合わせて建てていくだけです。
まずは四方の束柱の上部に枠となる材木を2本取り付けます。
このとき、水平器などを活用して木材が地面と水平になるように取り付けるのがポイントです。
その後、屋根となる木材を2本の木とクロスするよう等間隔に配置し、シンプソン金具を使って固定します。
強度を増したい場合は、屋根板と束柱の角に筋交いを入れると良いでしょう。
これでパーゴラの製作は終了です。
あとはお好みで植物を這わせたり、ポリカーボネート板やキャンパス生地などでサンシェードを追加したりするとDIYならではのオリジナリティが出ます。
また支柱に色を付けて、家の雰囲気にマッチさせるのもおすすめです。
お気に入りのカラーリングを施し、よりおしゃれなガーデンを完成させましょう。
どれくらい材料や道具関連など費用や予算が必要?
パーゴラをDIYで自作する場合、以下のような道具が必要になります。
道具名 | 用途 | 費用目安 |
---|---|---|
ドライバー | ビス留めなど | 30,000円~50,000円程度 |
水平器 | 基礎を水平に立てるため | 1,000円~3,000円程度 |
差し金 | 直角を見るため | 1,000円~3,000円程度 |
シャベル | 基礎の穴を掘る | 1,000円~2,000円程度 |
脚立 | 屋根部分の作業 | 5,000円~20,000円程度 |
またパーゴラのDIY材料として以下のようなものがあります。
- 規格材料(2×4材・2×8材など)
- シンプソン金具
- ビス
- 羽子板付沓石
- 砕石
- 防腐塗装
費用は7万円~10万円程度を見ておくと良いでしょう。
素材やデザインにこだわると費用が高額になりやすいです。
DIYに必要な道具とは、またどこで買える?
パーゴラをDIYする場合の道具はいずれもホームセンターなどで購入することができます。
ただし小さな店舗の場合は一部扱っていない可能性があるので、大型店舗を利用するとスムーズです。
また持ち運びが難しい場合は通信販売を利用するのもおすすめです。
パーゴラのDIYキットもある
最近では、パーゴラを簡単に組み立てられるDIYキットも販売されています。
自分で材料を揃えたりメーカーに依頼したりするよりも費用が安く済むので、DIYが得意な方におすすめ。
パーゴラのキットを購入すると、カット済の木材と金具やボルトなどの部品、更に作り方・設計図が一式含まれた状態になっています。
木材に防腐塗装が施されているタイプを選択すれば、あとから塗装をする手間が省けます。
基本的には図面通りに組み立てていくだけで比較的簡単にパーゴラが完成するので、DIY初心者の方でも作成できるでしょう。
費用を重視し過ぎて安価なキットを購入すると、木材の耐久性が弱かったり、防腐塗装がされていなかったりすることがあるので注意。
費用を抑えたい場合はキット購入が良いですが、激安を売りにしているものは避けるようにしましょう。
メーカー製パーゴラにはメリットがたくさん。おすすめ製品も紹介
ここまでパーゴラのDIYについてお伝えしましたが、中にはDIYが苦手な方もいるでしょう。
そんな方にはメーカー製のパーゴラがおすすめです。
メーカー製パーゴラのメリット
DIYで自作する場合よりも当然費用は高くなりますが、メーカー製のパーゴラには以下のようなメリットがあります。
- 耐久性が高い
- 防水加工が施されている
- 電動開閉など機能性も高い
- スタイリッシュなデザイン
自作パーゴラよりも丈夫で長持ちするので、長い目で見るとコストパフォーマンスも高いでしょう。
費用面の問題をクリアできるようであれば、メーカー製のパーゴラをおすすめします。
OZTECHはおしゃれで強度が高く機能性能が高い製品
OZTECHでは電動開閉式のスタイリッシュな屋根付きパーゴラやオーニングを豊富に取り扱っています。
防水機能も備わっているので、雨や雪の日でも外で自由に遊ぶことができます。
個人宅の庭や玄関に設置するパーゴラはもちろん、カフェやレストランのテラス席に設置するパーゴラにもOZTECH製品はぴったりです。
DIYをする場合よりも費用がかかりますが、耐久性や実用性の高さを重視したい方はプロに依頼するのが良いでしょう。
OZTECHのパーゴラ製品は全部で7種類。
自己排水システムが搭載されたものもあるので、本格的なパーゴラを導入したい方におすすめです。
設置したい場所や予算を踏まえ、最適の製品を探してみてくださいね。
まとめ
- パーゴラとは植物を這わせて楽しむエクステリアの1つ
- キットなども販売されており、DIYで作ることも可能
- 耐久性や実用性を重視する場合はメーカーに設置を依頼するのがおすすめ
パーゴラを設置することで、日除けや雨除けはもちろん、外からの目隠しになったり室内温度を下げてくれたりと様々なメリットがあります。
屋根があることで、物干しや収納スペースにも活用できるでしょう。
庭を1つの部屋のように使うことができるので、ミニリフォームとしてチャレンジしてみてはいかがでしょうか。