庭にパーゴラをつけるとメリットがたくさん。そのほかのおすすめの使い方も
パーゴラを庭やテラスにつけることによるメリット

庭やテラスに設置することで、様々なメリットをもたらすパーゴラ。
自宅の庭やレストラン、カフェなどの庭に設置すると有効利用エリアを拡大でき、様々な楽しみ方や有効活用ができるようになります。
最近はキットを使ったDIYで自作する方も増え、オリジナリティのある庭を演出する役割も果たしています。
ここでは、庭にパーゴラを設置するメリット・デメリットと、パーゴラの活用方法についてご紹介。
またDIYで作る簡単なものだけでなくパーゴラメーカーが販売している機能性やデザインに優れた製品についても紹介しています。
ぜひ最後まで読んでみてください。
パーゴラを庭に設置するメリットとは
そもそもパーゴラとは、イタリア語で「ぶどう棚」を意味する言葉です。
これが転じて、庭やテラス、ウッドデッキなどに設置する柵などを指すようになりました。
学校などにある木製の藤棚を思い浮かべると分かりやすいでしょう。
パーゴラはフラットなものやアーチ型のものが定番です。
素材も木製のものをはじめ、アルミ製やスチール製、樹脂製のものなど様々な種類があります。
形状や素材によって幅広いアレンジができるエクステリアとなっており、そのデザイン性の高さも人気の理由の1つです。
またパーゴラは見た目に美しいだけでなく、実用性もきちんと備わっています。
まずは庭にパーゴラを自宅の庭やレストラン、カフェの庭に設置することで得られるメリットについて、詳しく見ていきましょう。
パーゴラのメリットとしては以下のようなものが挙げられます。
- 日よけができる
- 外からの目隠しになる
- 庭のデザインが楽しめる
- 雨よけになる
日よけができる
パーゴラの最も大きいメリットといえば、やはり日よけを可能にするということ。
DIYによって作られたパーゴラであれば草花によって庭に自然の壁が作られ、木漏れ日のような優しい光を演出してくれます。
またメーカー製のパーゴラであれば日陰エリアを屋根の開閉によって調整することも可能。
直射日光を遮ることで室内側の温度を下げてくれたり、紫外線をカットしてくれたりと様々な効果が得られるでしょう。
またパーゴラの下だとかなりの体感温度が下がるのでお子様やペットが安心して庭で過ごすことができるようになります。
また庭にウッドデッキや椅子、テーブルなどを設置していた場合、日光や雨風による素材の劣化を遅らせる効果も期待できるでしょう。
外からの目隠しになる
パーゴラを設置することにより外からの目隠しとしても機能してくれます。隣の建物や高い場所からの視線さえレルようになります。。
庭でバーベキューをしたり、夏場にプールで遊ばせたりする際、外から見える位置だと気になってしまいまうもの。
さらにメーカー製のパーゴラであれば開閉ができるので景観を損なわずに庭の美しさはそのまま、周りからの視線をシャットアウトすることが可能。
庭のデザインが楽しめる
パーゴラは形状やフレーム素材にたくさんの種類があります。
建物の外観に合わせたり、理想の庭のイメージに近づけたりして好みのものを選びましょう。
庭をもう1つのリビングのようにコーディネートし、リラックスできる空間に作り変えるのも楽しいかもしれません。
シックな色合いのパーゴラを設置すれば高級感が、カラフルなパーゴラであれば明るい雰囲気も演出でき、ワンランク上の庭デザインを目指せます。
雨よけができる
DIYで作るパーゴラだけの場合や植物を絡ませている場合、日よけにはなりますが、雨や雪を防ぐことは難しいです。
そこでおすすめなのがメーカー製のパーゴラ。
屋根部分にポリカーボネート板や防水加工のキャンパス生地で開閉ができるので雨よけとしても機能します。
庭やテラスだけでなく、ベランダやバルコニーに屋根がない場合にもおすすめです。
屋根付きパーゴラにすることで、雨の日でも外に洗濯物を干すことができますし、子どもたちの遊び場としても活躍します。
この他、メーカー製のパーゴラであればジャグジーの上に取り付けたり、庭のバーベキューエリアを設置できるようにもなるでしょう。
パーゴラは新築時に組み込むだけでなく、リフォームなどの際に後付けすることもできます。
独立型のものを購入すれば好きなタイミングで設置でき、その導入しやすさもメリットと言えるでしょう。
デメリットと対策
パーゴラには様々なメリットがありますが、デメリットが全く無いわけではありません。
メーカー製のパーゴラであればほとんどの問題はクリアできますが、DIYで作るパーゴラのデメリットは留意しておくべきです。
DIYで作るパーゴラのデメリット①室内が暗くなりやすい
台風など風による被害が出やすい
室内が暗くなりやすい
パーゴラで庭に設置すると家の窓から差し込む光が減少します。
夏場は室内が涼しくなるため便利ですが、冬場は逆に室内が冷えすぎてしまう可能性があります。
また屋根を取り付けた場合、何もない状態のときと比べて少し庭の空間が狭くなったように感じるかもしれません。
対策としては、屋根に取り付けるシェードを開閉可能なものにすること、
必要に応じて光を取り込めるような設計にしておけば、室内への影響を減らすことができるでしょう。
しかし雨樋(雨や雪の水はけ用パーツ)などはDIYでは作ることが難しく、大雨や雪、強風などでは心配です。
DIYで作るパーゴラのデメリット②台風など風による被害が出やすい
パーゴラは開閉できないものであると風を直に受けてしまうため、台風などの強い風が入り込んだときに安全性に問題があります。
この場合も、シェードが開閉式でなければ台風が多いエリアなどではおすすめできません。
もしもの時に大きな被害が出ないよう、設置する段階で検討しておくか開閉可能で、安全対策をしてあるメーカー製のパーゴラを設置するようにしましょう。
その他、パーゴラの活用方法
最後に、庭以外にパーゴラを設置する事例をご紹介。
パーゴラは様々なアレンジができるので、庭以外にもたくさんの使用用途があります。
駐車場に
パーゴラは雨や雪よけに使うことができるので、駐車場の上のスペースに取り付けるのもおすすめ。
雨や雪に愛車が晒されないことにより車へのダメージを防ぐことができ、洗車の回数も減らすことができるでしょう。
また鳥の糞や落ち葉などへの対策としても有効です。
ジャグジーやプールサイドに
ジャグジーやプールの上に設置するのもおすすめの使い方です。どうしても天井がないと葉っぱや土など汚れがジャグジーやプールに入り込んでしまうもの。
見た目も良くありませんし、掃除の手間も増えてしまいます。そんな時にパーゴラがあればそういったリスクを減らしてくれるでしょう。
またプールサイドにおくことにより日焼けを楽しみたいときや読書を楽しんだりするにも快適なスペース作りに一役買ってくれるはず。
2階部分に取り付けてデッキ保護や洗濯干しスペースを確保
自宅などであれば2回のベランダやデッキ部分にパーゴラを取り付けるのも良いでしょう。
洗濯物を雨などの心配なく干すことができますし、ウッドデッキやベランダもいつも綺麗に保つことができます。
レストランやカフェなどの有効エリア拡大に
雨が降っている日や風が強い日には使うことができなかったオープンエリアもパーゴラを設置することにより商業利用できる有効スペースを拡大できるので売上アップに繋がります。
例えば室内が満席であっても、オープンテラス席にお客様を案内することも可能になりますね。
まとめ
- パーゴラを庭に設置すると日よけや雨よけ、目隠しなどのメリットがある
- DIYだと室内が暗くなるといったデメリットもあるがメーカー製ならば問題がない
- 駐車場やジャグジースペース、商業スペースに設置することにより有効エリア拡大ができる
パーゴラを庭に設置することで、様々なメリットが得られます。
DIYやメーカー依頼などによって金額が大きく異なるので、用意できる費用を踏まえて、自宅の庭にぴったりのパーゴラを探してみてくださいね。