雨や風にも対応できるパーゴラルーフとは。おすすめの製品も
雨よけ、日よけに最適のパーゴラシェードとは

パーゴラシェードは庭やテラス、デッキに設置することで日よけ・雨よけの役割を果たす便利なエクステリアです。
雨の日でもガーデニングやバーベキューなどを楽しみたい方におすすめです。
メーカーによっては開閉機能が備わっていたり、ライトアップができるようになっていたりするものもあります。
パーゴラは庭などに建てる藤棚のような木材でできたものと店舗や自宅に設置されるメーカー製のパーゴラがあります。
どちらもそれぞれの特色がありますが、機能や性能はかなり違うものと考えた方が良いでしょう。
ここでは、パーゴラシェードの基本的な特徴と、設置する際のメリット・デメリットについて解説。
さらに雨よけ、日よけにぜひ設置したいパーゴラシェードをご紹介します。
パーゴラシェードは雨よけにもおすすめ
パーゴラシェードは、簡易的な日よけやガーデニングの目的で設置される「パーゴラ」にサンシェードを組み合わせたものです。
屋根が付属することで、日よけだけでなく雨よけとしても高い機能性を併せ持ちます。
まずはパーゴラシェードの特徴と、役割の似ているオーニングや一般的なシェードとの違いについて詳しく見ていきましょう。
パーゴラシェードとは
パーゴラシェードとは、日よけ・雨よけをするために庭やテラスなどに設置するエクステリアの1つ。
パーゴラはイタリア語で「ぶどう棚」を意味する単語で、日本ではつる棚や緑郎などとも呼ばれます。
学校や公園などに設置されている木製の藤棚をイメージすると分かりやすいでしょう。
シェードは「日除け」という意味を持っており、外からの日差しを和らげるカーテン代わりのエクステリアとして活用されています。
パーゴラもシェードもそれぞれ単体の製品として多く販売されていますが、最近は2つを組み合わせたパーゴラシェードの人気も上昇中。
デザイン性の高いパーゴラと、実用性の高いシェードが1つになり、よりおしゃれで使いやすいアイテムとなっています。
パーゴラシェードには電動式で開閉ができるものや、柱のないもの、また壁がなくても設置できる独立型のものなどがあります。
いずれも雨よけ機能が備わっている場合がほとんどなので、日よけだけでなく雨よけとしても有効です。
最近はキット型の簡単なパーゴラシェードを購入してDIYにチャレンジする方も増えているようです。
しかし手作りのものは耐久性に欠けることも少なくないため、安全性を考慮したり、予算に余裕がある場合はメーカーに依頼することをおすすめします。
オーニングやテラス屋根とは何が違う?
パーゴラシェードと同じように、日よけや雨よけの機能を持つエクステリアとしてオーニングやテラス屋根などがあります。
オーニングはカフェやレストランなどのテラス部分によく見られるエクステリアです。
壁に取り付けて、電動または手動で出し入れができる可動式のテントをオーニングと呼びます。軒先に飛び出ている屋根の部分といったらわかりやすいでしょうか。
一方テラス屋根はアルミ材で作られているものが多く、オーニングや木製のパーゴラシェードと比べて耐久性が高いのが特徴。
屋根も樹脂または金属の屋根材が使われている割合が高いため、雨よけとしての実用性も高いです。
ただしパーゴラシェードとは異なり屋根の開閉ができない種類もたくさんあります。
天候やシーンに合わせて開閉を行いたい、また生地のカラーリングなどにもこだわりたいという場合はパーゴラシェードがおすすめです。
雨よけ以外にも!メーカー製パーゴラシェードのメリットとデメリット
雨の日でも快適に過ごせるパーゴラシェードには、日よけや雨よけだけではない様々なメリットがあります。
手作りのDIYでパーゴラシェードを作ることも可能ですが、耐久性やメンテナンス、屋根の開閉などに難があります。
そこでここからはメーカー製の開閉可能で雨よけにも使えるパーゴラシェードについてお話ししていきましょう
メーカー製のパーゴラシェードのメリットとして以下のようなものが挙げられます。
- 雨よけができる
- 日よけができる
- 外からの目隠しになる
- 庭のデザインが楽しめる
それぞれ詳しく見ていきましょう。
雨よけができる
冒頭からお伝えしていますが、パーゴラシェードの大きなメリットの1つは、雨よけができるという点です。
ベランダやバルコニーに屋根が付いていない場合、雨の日の洗濯物干しなどができず困ってしまいますよね。
パーゴラシェードがあれば、雨の日でも気にせず洗濯物を干すことができますし、また子供の遊び場としても活用できます。
また1階の庭部分にパーゴラシェードを設置した場合、バーベキューなども楽しむことができるでしょう。
ベランダなどに雨や風が吹き込むのを防ぐアイテムとしても役立ちます。
日よけができる
雨よけと同様、日よけとしてもパーゴラシェードは有効です。
パーゴラシェードを通すことで日差しが柔らかくなり、夏場でも比較的過ごしやすい空間を作ることができます。
ベランダや庭先のデッキに取り付ければ部屋に差し込む日差しも抑えられるので、冷房の節約や紫外線カットにもおすすめ。
床面がウッドデッキになっているなど木材を使用している場合、日よけ・雨よけができることで劣化対策にもなるでしょう。
外からの目隠しになる
シェード部分が目隠しの役割を果たし、室内のプライバシーを守ってくれます。
柱があるタイプのパーゴラシェードであれば、柱部分も目隠しの一部として機能するでしょう。
景観を保ちつつ、外からの目線をシャットアウトできるのもパーゴラシェードの魅力です。
庭のデザインが楽しめる
パーゴラシェードはフレームやシェード部分の生地の種類が豊富で、デザイン性も優れています。
自宅や店舗の色合いや風合いに合わせたパーゴラシェードを設置すれば、見た目がより美しくなります。
雨を気にしなくて良いですから、机やいすなどのインテリアも設置して、1つの部屋として楽しむのも良いでしょう。
その他
これだけたくさんのメリットがあるパーゴラシェードですが、メーカーによってはカスタマイズなども可能。
ジャグジーや小さいサイズのプールであれば落ち葉などが入り込むことを防ぐこともできますし、プールサイドにつければ快適なエリアを確保することができるので読書を楽しんだり、日焼け防止も可能。
また駐車場の上につければ車の汚れ防止や洗車の回数を減らすことも可能。
パーゴラシェードの考えうるデメリット
パーゴラシェードを設置する場合、以下のようなデメリットが考えられるので触れておきます。
- 室内が暗くなりやすい/li>
- 台風など風による被害が出やすい
開閉機能がないパーゴラシェードは日よけをしてくれる一方不要な時には日光を遮る要因ともなり得ます。また屋根が付くことで開放感が減り、庭のスペースが狭くなったような錯覚を感じことがあるでしょう。夏場は冷房の節約になりますが、冬場は逆に暖房費がかさむという可能性も考えられます。
こういった面からもパーゴラシェードを設置するのであればメーカー製、DIY関わらず開閉ができるものを選ぶようにした方が良いです。
更にパーゴラシェードの中には屋根があるが雨樋(あまどい)がついていないものもあり、その場合大雨だと排水が間に合わず屋根が破損してしまう恐れがあります。日本は台風なども多く来ることが考えられるのでパーゴラシェードを設置する場合は雨樋がついているものをおすすめします。(DIYで雨樋を作るのは難しいです)
また台風といえば強風。開閉式でないものは風にも弱いと考えておきましょう。
まとめ
- パーゴラシェードは日よけ・雨よけのエクステリアとして適している
- 日よけ・雨よけ以外にも、目隠しや空間デザインなど様々メリットがある
- 開閉式のパーゴラシェードなら屋根に関するデメリットも解消
パーゴラシェードを設置することで、雨や雪などの天候に左右されず外での活動を楽しめます。
サイズや価格も様々ですので、目的と予算に合わせてぴったりのパーゴラシェードを導入してみてくださいね。